LTEルーターの脆弱性問題への対応について
公開日: 2025年10月
1. 概要
臨床検査情報処理システムCLALISTM(以下CLALISTM)のリモートメンテナンスで使用しているセイコーソリューションズ社製のLTEルーターについて、同社よりファームウェアの下記脆弱性報告を受けました。
対象機種
セイコーソリューションズ社製 SkyBridge BASIC MB-A130対象ファームウェアバージョン
Ver.1.5.8まで脆弱性の内容
製品外部からアクセス可能な悪意ある第三者がこの脆弱性を利用して、Web UIのログインページに対して不正に細工したログインパラメータを与えると管理者権限で任意のOSコマンドを実行される可能性があります。
2. 当社の該当製品
該当製品を使用してリモートメンテナンスを実施しているCLALISTMシリーズが対象となります。
対象となるお客様へは別途担当営業よりご連絡させていただきます。
3. 当社製品への影響
弊社のリモートメンテナンスはインターネット網に接続していない閉域回線を利用しております。また、Web UIのログインページURLは弊社からは公開しておらず、出荷前のセットアップ時にログインパスワードを変更しているため、本脆弱性を利用した攻撃を受けるリスクは低いと判断しております。
4. 今後の対応
弊社からご案内致します作業日時にて本脆弱性に対応したファームウェアへ更新いたします。
なお、ファームウェアの更新はリモートで行い作業時間は約1時間です。
作業中にCLALISTMを停止する必要はございませんが、CLALISTM-MINIはリモート作業でクライアント端末を占有します。
お客様でのご対応可能日時を担当営業もしくはサービスへご相談くださいますようお願い致します。
5. 問い合わせ先
本件に関するお客様からのお問い合わせはコールセンターにて承ります。
MEコールセンター
年中無休 8:30~17:20
