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SpiralTOF™ Negativeモードを用いたマウス脳組織切片上の脂質のマスイメージング [MALDI Application]

MSTips No.196

生体内で情報伝達やエネルギー貯蔵などの様々な役割を果たす脂質に関して、その組成や構造情報だけでなく、生体内での分布を知ることは, 生化学上重要なことと言える。脂質は, 構造により極性が異なり、PositiveとNegativeモードでそれぞれ測定できる種類が異なる。マウス脳組織切片の脂質分布をJMS-S3000 SpiralTOF Positiveモードで測定した例では、リン脂質の1種であるフォスファチジルコリンが主に観測された[1]、今回は、Negativeモードにてマウスの脳組織切片上の脂質のマスイメージング測定を行った。

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