第11回 基礎型NMRユーザーズミーティング (オンライン)
                    毎年初夏に東京と大阪の2会場で開催しています初心者向け講座「基礎型NMRユーザーズミーティング」 は、新型コロナウィルス感染拡大の影響を鑑み開催を中止といたしましたが、みなさまからのご要望にお応えしましてオンラインで開催することとなりました。
                    NMRをお使いになり始めた方はもちろん、新入生や新人に教える立場になられた方、NMRにご興味のある方であれば、どなたでもご参加いただけます。ベテランの方も新たな発見に出会えるかもしれません。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
                
WEBセミナー
分解能が上がらない! 原因と対策
2020年7月9日(木)17:00~17:40
                    溶液NMRにとって、分解能は最も重要な要素の一つです。現在普及している多くの装置では、分解能調整が自動で行われ、手軽に測定できるようになりました。
                    しかし、良い分解能が得られない場合もあります。分解能が上がらない原因は様々です。試料調製やシム調整の方法次第で分解能は左右されます。これらの事に気を付けると、分解能の改善が期待できます。
                    今回は、溶液試料について、シム調整の概要と、測定前に注意する事項についてご紹介します。
                
                    
                        講師
                        小林 邦子
                    
                    株式会社 JEOL RESONANCE アプリケーショングループ
構造解析 はじめの一歩
2020年7月9日(木)17:40~18:20
                    有機化合物の構造解析において、NMR分析から多くの情報を得ることができます。
                    特に、二次元NMRスペクトルは隣接する1H同士や1H-13C間の相関が容易に分かります。
                    本発表では、NMRを使った構造解析になじみのない方を対象として、二次元NMR測定のHMQC、COSY、HMBCを中心としたパズルアサイメント法という解析手法をご紹介します。
                    この手法を用いることで、一次元スペクトルの複雑な分裂パターンを解析することなく、パズルを解くように構造を導き出すことができます。
                
                    
                        講師
                        蓮見 景子
                    
                    株式会社 JEOL RESONANCE アプリケーショングループ
基礎から学ぶ固体NMR 基礎編
2020年7月9日(木)18:20~19:00
                    近年、固体NMRは様々な分野で広く使われる測定手法の一つとなってきました。
                    しかしながら固体NMRをこれから始めようと考えている方や実際に始めたばかりの方からすると固体NMRは難しいと感じているかもしれません。
                    今回の発表では、固体NMRをより身近に感じていただくことを目的として、固体NMRの基礎的な知識や特徴をご紹介いたします。
                
                    
                        講師
                        下池田 勇一
                    
                    株式会社 JEOL RESONANCE アプリケーショングループ
技術資料
 
                        PFG-NMR法から得られる情報
~イオン拡散挙動、分子会合状態、合成高分子の分子量/組成相関~
                        
                            当社定期刊行物「日本電子news」 Vol.40, 2008 に、2019年ノーベル化学賞を授与されました旭化成株式会社吉野彰名誉フェローから寄稿いただいております。
                            Pulse-Field Gradient NMR (PFG-NMR)法により、分子の自己拡散係数を算出することができる。1次元NMRスペクトルで観測されている個々のピークについて、自己拡散係数を別々に求めることができるため、複数の分子種が混在していてもそれぞれの自己拡散係数を評価でき、またDOSY法により、各シグナルを拡散係数により分離することも可能である。
                            さらに重要なことに、自己拡散係数は分子の大きさや分子量の情報に変換することが可能である。
                            そして1次元NMRから得られる化学構造情報と、自己拡散係数(分子量、分子の大きさ)とをむすびつけて評価することができるという非常に魅力的な特徴をもつため、幅広い材料解析への展開が可能である。
                        
カタログ
製品のPDFカタログは下記からダウンロードいただけます。
オンラインデモのご紹介
 
                        
                            装置の導入を検討中のお客様にインターネット経由で装置の紹介や操作説明を行うサービスです。
                            複数の方が同時にご覧いただけます。音声通話も可能ですので、質疑応答もその場で行うことができます。
                        
メリット
- ご来社頂く必要がありません 
- 出張承認が不要 
- 多くの装置使用者で確認可能 
- 報告/日報が不要 
- デモ後、速やかに仕事に戻れる 
お申込みから実施までの流れ
- ご希望の際は、お問い合わせフォームよりお申込みください。 
- 担当者より折り返しご連絡を差し上げます。 
 その際、日時の調整やご要望等をお伺いします。
- 指定日時に「オンラインデモ」を開始いたします。 
 当日はお電話またはPC音声マイクを通してご案内いたします。
お問い合わせ
                    日本電子はオンライン上での装置デモンストレーションや受託分析を行っております。
					詳細は下記よりお問い合わせください。
                
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                            内容に応じて、担当部門より回答させていただきます。 
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                            アンケートやお問合せの内容によっては、回答できかねる場合がございますので、ご了承ください。 
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                            当社営業時間外のお問合せにつきましては、翌営業日以降の回答となります。 
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