フルオラス化合物のNMR測定法 —1Hと似て非なる19F NMR—
公開日: 2025/08/07
19Fは1Hに次いで感度が高く、一次元19F NMRは広く普及しています。ところが、その特徴は1Hと大きく異なり、有機化合物の構造解析で利用する1H‒1Hや1H‒13C相関を得る二次元NMRを19Fに適用することはできません。例えば、1H‒1H COSYは3JHH相関を主に観測し、1Hが結合した炭素原子の配列を決定します。フッ素原子が高度に置換されたフルオラス化合物では3JFFが小さな値になるため、19F‒19F COSYで主に観測されるのは4JFF相関です。よって、炭素原子の配列決定には、別の測定法を利用します。本発表では、フルオラス化合物を例として、19FのNMR測定法をご紹介します。
本セミナーは、WEB上で開催されます。WEBに接続できる環境であれば、パソコンからだけでなく、スマートフォンやタブレットからも参加することができます。皆さまのご参加をお待ちしております。
このウェビナーから学べること
1Hと19F NMRの違い
フルオラス化合物の測定法
参加いただきたいお客様
フルオラス化合物の測定にお困りの方
19F NMRに興味のある方
19Fの二次元NMR測定を行いたい方
関連製品
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講演者 |
蓮見 景子 日本電子株式会社
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開催日 |
2025年10月3日(金) 16:00 ~ 17:00 |
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参加費 |
無料 (先着順での受付となります。お早目にお申込みください。) |
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発表資料 |
講演後のアンケートにご記入いただくとダウンロードができます。 |
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講演録画 |
後日講演録画を過去の動画(ウェビナー一覧)ページに掲載します。
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質疑応答 |
講演終了後に質疑応答の時間を設けています。 |
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お問い合せ |
日本電子株式会社
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お申し込み方法
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動画
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