日本電子の国際共同研究の成果が「The Journal of Physical Chemistry Letters」誌に掲載されました
公開日: 2026/02/25
TIFR Hyderabad、Charles University、および日本電子株式会社からなる国際共同研究チームは、固体におけるNH基の高い分解能での1H NMR観測を可能にする新手法を開発しました。本研究成果は「The Journal of Physical Chemistry Letters」誌に掲載されています。
NH基は化学・バイオ分野において極めて重要な役割を担っていますが、固体1H NMRにおいては14N核との結合によりスペクトルの分解能が低下するという課題がありました。14N核が持つ大きな四極子相互作用は、通常のRF強度によるデカップリングを困難にしていました。
本研究では、弱いRF強度を用いた強度変調照射を採用することで、広帯域なデカップリングに成功し、従来の課題を克服した高分解能な観測を実現しました。なお、本プロジェクトはTIFR Hyderabadおよび日本電子株式会社がともに主導して行われました。
