特長
ENDOR (電子‐核二重共鳴) は、不対電子と相互作用する核スピンのNMR信号を、ESRを介して検出する手法です。
ESRを強いマイクロ波で飽和させた状態でラジオ波を照射してNMR遷移を促すとESR準位間の飽和が解消しESR信号が回復します。すなわちESRを介してNMR信号が検出されます。
仕様・オプション
共振周波数 | 約9,400 MHz |
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高周波変調幅 | 0 ~10 MHz |
構成
ENDOR装置は、以下のオプションから構成されます。
エンドールスペクトロメータ基本体 (ES-10010)
エンドールキャビティー (ES-14020) またはエンドール液体ヘリウムキャビティー (ES-14010)
エンドールパワーアンプ (ES-11020)
エンドール制御プログラム (ES-16020)
ギャラリー