ウルトラフラットカーボンBIG専用載台

今までなかった新発想！
薄膜や超微粒子観察に最適なSEM用試料載台

商品のご紹介

ウルトラフラットカーボンBIG(L)

パーツ No. 783160569

ウルトラフラットカーボンBIG(S)

パーツ No. 783160577

ウルトラフラットカーボンBIG専用載台

パーツ No. 783163908
※ウルトラフラットカーボンと専用載台は別売りです

ウルトラフラットカーボン台

パーツ No. 782104304

ウルトラフラットカーボン専用載台

パーツ No. 822177480

ウルトラフラットカーボンセット

パーツ No. 782104291

ウルトラ フラット カーボン（Ultra Flat Carbon Stub*）の特長

＊ 以下名称略：UFC

超平滑な試料台
溶媒分散法は、微粒子の分散に効果的な手法ですが、一般的な試料台表面の凹凸は粒子の展開を妨げます。特にナノレベルの粒子を分散させるためには高い平滑性が求められます。UFCは超平滑なため、試料の分散を均一にすることができます。

有機物等、コントラストの低い粒子の観察に最適
UFCは、純カーボン製のため、試料台から発生する信号を低減し、試料コントラストが妨げられることなく観察できます。

従来の金属グリッドを用いたサンプル作製による問題を解消
UFCを使用すると、生物試料のような低倍率～高倍率を連続的に観察するサンプルにおいて、観察領域の制限がなく、試料全面が観察可能領域になります。

高密度カーボン製で分析に最適
UFCは、高密度カーボンのため導伝性があります。従来用いられているシリコンウエハーやガラス板のように観察分析の妨げになることがありません。

溶媒分散法の手順

溶媒分散法の観察例
（ SEM像 装置：JSM-7800F 倍率：×10,000）

鏡面研磨したグラファイトカーボン上に分散した微粒子は凝集が起き、均一に分散していません。
一方、超平滑なUFC上に分散した微粒子は、均一に分散され一次粒子観察に適します。

【試料：銀ナノ粒子 ／ 試料ご提供：山形大学 理学部 物質生命化学科 栗原 正人 教授】

グラファイトカーボン上に分散したAg粒子

UFC試料載台に分散したAg粒子

低加速・高倍率観察にも最適
（SEM像 装置：JSM-IT800＜SHL＞ 入射電圧：2 kv）

低加速電圧条件下であっても、背景のコントラストを抑制し、試料のコントラストを綺麗に反映します。

超薄切片法の手順

サイズが大きいため超薄切片を載せやすく、連続切片を載せることもできるので、アレイトモグラフィーに最適です。

グリッドメッシュでは視野のケラレが発生しますが、UFC ではケラレが無く、低倍率から高倍率まで観察が可能です。
切片の見たい視野をどこでも観察することができます。

超薄切片法の観察例（SEM像 装置：JSM-7800F　試料：マウス腎細胞）

金属グリッド

上：　薄膜試料の張りやたわみ

下：　グリッドにより視野のケラレ発生

金属(Cu150メッシュ)　グリッド上の超薄切片（70度傾斜観察）

金属(Cu150メッシュ)グリッド上の超薄切片（反射電子像）

UFC

上：　薄膜試料が試料載台にぴったりと張り付いている

下：　低倍率から高倍率まで観察可能

UFC試料載台を用いた超薄切片画像（70度傾斜観察）

UFC試料載台を用いた超薄切片画像（反射電子像）

EDS 分析にも最適

シリカ粒子の分析例です。基板がシリコンウエハーではSi-KのEDSマップは綺麗に取得できませんが、
UFCであれば鮮明なSi-K のEDSマップを取得することができます。

ゾウリムシの超薄切片EDS分析例です。
ゾウリムシの食胞内に取り込ませたナノ粒子（金、銀、シリカ）の分布をEDSマップで捉えました。

※EDS検出器：Xflash5060FlatQUAD（Bruker Nano GmbH社製）

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ウルトラフラットカーボン BIG