SpiralTOF™を用いた合成ポリマーの分析例 (2) : Polymethyl methacrylate
MSTips No.164
Polymethyl methacrylate(PMMA)4000 をSpiral モードで測定しました。PMMA の構成繰り返し単位(Fig.1)の質量100 u 間隔でスペクトルピークが得られている事を確認しました。マススペクトルと、そのm/z 4000 周辺を拡大し、40mer の同位体分布を同位体シミュレーションと共に示しました(Fig.2)。Fig.2(b)中のスペクトルピークは、Resolution(R)=45000 程度(FWHM)が得られました。また、39~41mer の各質量差は、対応する構成繰り返し単位(C5H8O2)から計算される精密質量(100.0524)とよい一致が見られました。さらにFig.2(c)中の40merの同位体分布は、同位体シミュレーション(R=45000)と同等でした。
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