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高速重イオンを用いる 質量イメージング技術の開発

日本電子News Vol.42, 2010 松尾二郎 京都大学大学院工学研究科附属 量子理工学研究実験センター

高速重イオンを用いた2次イオン質量分析法を使う質量イメージング法の開発を行っている。6 MeVのCuイオンを用いて5 μmの空間分解能を実現し、質量1200 程度のペプチド分子の質量イメージング像を取得した。この高分解能質量イメージング技術を使い、培養細胞1個内の分子分布の可視化に成功した。さらに、高速重イオンの持つ高い直進性を活用し低真空下でのSIMS 分析を可能とする”Wet-SIMS”技術を実現した。四重極のイオンガイドと垂直引き出しによるTOF法を採用し、2000 Pa 程度の低真空下でも高い感度を実現するインターフェイスを新たに開発した。これらの技術開発により、オクタノールのような揮発性の高い分子の測定が可能となり、水分など揮発性の多い生体試料の分析に適した新しい手法を構築した。

続きは、日本電子News Vol.42のPDFファイルをご覧ください。

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