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高分解能固体NMRにおける高磁場の有効性 (ケース2:有機化合物の場合)

NM050004

高分解能固体NMRにおいて、静止磁場が高くなるとスピニングサイドバンド信号が解析を困難にしてしまうといった問題がありました。
しかしながら、近年は高速回転可能なプローブの開発や、高速回転下でのCPMAS測定法などによって、高磁場固体NMRの測定が可能になってきました。
固体高分解能NMRにおいて、磁場が高くなるにつれ感度・分離能が向上します。そのため、高磁場化によって、より短時間で質の良いスペクトルを得ることができます。

高磁場化に伴う感度の向上
Table. 高磁場化に伴う感度の向上
測定試料:ヘキサメチルベンゼン
試料管:4mm試料管
測定法:CPMAS法
積算回数:8回
高磁場化に伴う分離能の向上
Fig. 高磁場化に伴う分離能の向上
測定試料:モノエチルフマレート
回転速度:15kHz
観測核:1H
測定法:DEPTH2
横軸はHz単位にて表示

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