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Delta Tips: 分子構造式エディタの使い方

NMDT_0057

Deltaは、NMR解析補助機能の一つとして、分子構造式ファイルを作成する機能を持っています。ここでは、分子構造式エディタの使用方法を説明します。

1H NMRスペクトル上に分子構造式を表示した例

1H NMRスペクトル上に分子構造式を表示した例

以下、分子構造式エディタを用いた1−プロパノール分子構造式の作成方法を紹介します。
① [補助ツール]−[分子構造式エディタ]を選択する。
⇒「分子構造式エディタ」ウインドウが開きます。

Solvent-free sample preparation.

※[分子構造式エディタ]は、「データスレート」および「プロセッサ」ウィンドウでも使用できます。

② [テンプレート]ボタンを押す。
③ マウスをドラッグし、描画領域に作図ボックスの位置を指定する。

⇒作図ボックスが作成され、「テンプレートを読み込み」ウインドウが開きます。

④「テンプレートを読み込み」ウインドウの[Globalディレクトリ]ボタンを押す。
⑤ 「global」リスト−[Chains]を選択し、⑥ 「Chains」リストから[propyl]を選択する。

⇒ [propyl]テンプレートが作成されます。

※「分子構造式エディタ」ウインドウの[表示]−[原子ナンバリングを表示]の選択で、原子ナンバーを表示させることができます。

⑦ 「分子構造式エディタ」ウインドウの[オプション]−[スナップ]を選択する。

⑧ [ボンドを描く]ボタンを押す。
⑨ [単結合]ボタンを押し、[propyl]テンプレートの原子ナンバー3をクリックする。

⇒[propyl]テンプレートに単結合が追加されます。

⑩ [原子を配置]ボタンを押し、⑪ [酸素原子]ボタンを押す。
⑫ 原子ナンバー4をクリックする。

⇒原子ナンバー4(CH3)の炭素原子が酸素原子に変更されます。

⑬ ⑧から⑫を参考に、原子ナンバー4に単結合を追加し、原子ナンバー5を水素原子に変更する。
⇒ 1−プロパノールのヒドロキシ基(−OH)が作成されます。

1−プロパノールC3H7OH の分子構造式

⑭ [ファイル]−[保存]を選択し、「構造式ファイルを保存」ウインドウの「ファイル名」入力ボックスにファイル名を入力、 [保存]ボタンを押す。
⇒「構造式ファイルを保存」ウインドウが開きます。
作成した分子構造式が(.mol)形式で保存されます。

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