線幅・S/Nの測り方
NMJT_0016
JASONを使った、ピークの線幅やS/Nの計算方法をご紹介します。
ピークの線幅を確認する
JASONには ‘線幅ツール’ が実装されており、目的とするピークの任意の高さでの線幅(デフォルトでは半値幅(50%高))を計測することが可能です。
まず、解析タブにある[メジャー]をクリックします。メジャーの中には‘メジャーモード’と、その下に‘線幅ツール’があり、線幅ツールに切り替えます。線幅を測る位置を指定して [メジャー]ボタンを押すと、スペクトル上に線幅が表示されます。

ピークのS/Nを確認する
解析タブにある[interactive SNR]を開きます。シグナルの範囲、ノイズの範囲を指定すると、SNR(Signal-to-Noise Ratio(S/N))が計算されます。指定したシグナルおよびノイズの範囲はスペクトル上にも表示されます。

これらは JASON(JEOL Analytical Software Network) ver.5.1 によるものです。
