JASON Tips: 自動・手動積分
NMJT_0006
自動積分
解析タブページの'積分'の[自動]をクリックし、ピークの積分を取ります。
積分値を規格化するには、まず基準とするピークの積分値をダブルクリックします。そうすると、選択したピークの'積分/マルチプレット プロパティ'画面が開くので、[規格化値]を入力し[OK]を押して、スペクトル全体を規格化します。

手動積分
解析タブページの‘積分’の[手動]、またはツールバーの[手動積分]ボタンをクリックします。
積分を取りたい範囲でドラッグして積分範囲を設定します。


積分を取ったスペクトルではさらに①~③の処理が可能です。
まず、ツールバーの[選択]ボタンを押した後、積分値をクリックし、積分を選択します。
①→上下に動かすことで積分曲線のスケールを変更できます。
②→左右に動かすことで積分範囲を変更できます。
③→左端から分割したいところまでドラッグすることで、積分範囲を2つに分割することができます。

積分テーブルの表示
スペクトル上で右クリックをし、[作成]⇒[積分/マルチプレットテーブル]を選択します。そうすると、スペクトルの下に積分テーブルが表示されます。積分テーブルに表示するパラメータはテーブルツールから選択できます。

※ これらは JASON (JEOL Analytical Software Network) ver.5.1 によるものです。