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地域社会とともに

地域社会に対する基本的な考え方

JEOLグループの理念を実現するには、未来の科学技術を担う人材育成が重要であると考えています。
その一環として、子供たちの理科離れに歯止めをかけるべく、電子顕微鏡を用いての理科教育支援活動や若手研究者への支援などを行っています。
また、工場や事業所がある地域との交流を重要な活動と考えています。通勤路美化運動や「地域社会から環境配慮活動を推進する」ことを設立趣旨とした活動などを推進しています。

社会貢献活動:理科教育支援授業の実施

理科教育支援授業は、JEOLグループ60周年記念事業の一環として、2007年10月から始めました。当初は、本社近隣の小学校で実施していましたが、その後、対象者を都内および近県に拡大し、実施場所も小学校に限定せずに行うようになりました。2020年度まで、累計で359日間602回の授業を実施しています。
理科教育支援授業ではJEOLグループから講師を派遣し、植物の花粉や昆虫・体の仕組みなどを卓上走査電子顕微鏡(NeoScope™)を使用して、児童・生徒の皆様が実際に観察する授業を中心に実施しています。児童・生徒の皆様からは電子顕微鏡写真を見て『昆虫の特徴や花粉の形が見えておもしろかった』『ミクロの世界で何か探すことは人の体に入っていくみたいで楽しかった』等、多くの感想を頂いています。また、地域社会でのイベントや小・中学校の先生方の研修会にも積極的に参画し、より多くの方々に身近なミクロの世界を体験して頂いています。
今後も、より多くの児童・生徒・先生および一般市民の方々が科学に興味を持って頂けるよう願っています。

社会貢献活動:公益財団法人風戸研究奨励会の事業を支援

(公財)風戸研究奨励会は1969年に当社の創立20周年を記念し、創立者の風戸健二氏の寄付により、電子顕微鏡および関連装置の研究・開発ならびに電子顕微鏡および関連装置を用いた研究(医学、生物学、材料学、ナノテク、その他)の推進を目的として設立され、多くの若手研究者を長年にわたり助成してきました。当社では毎年、寄付金を通じてこの活動を応援しています。

社会貢献活動:国際物理オリンピック2023日本大会を応援

国際物理オリンピック(IPhO)2023のスペシャルサポーターとして、2023年7月に開催する国際物理オリンピック2023日本大会を応援しています。

社会貢献活動:MOMAT(東京国立近代美術館)支援サークルに参加

当社は、東京国立近代美術館 (MOMAT) の「MOMAT支援サークル」 (MOMAT Corporate Partnership) に参加しています。このサークルは、企業と美術館が「パートナー」となって一緒に作り上げる、新しい美術館支援のシステムです。当社はその活動に共鳴し、参加しました。この活動を通じて、文化・芸術に親しみ、豊かな時間を持つ大切さを伝えていきます。

地域コミュニケーション:「捨てちゃダメ運動」(通勤路美化運動)

「捨てちゃダメ運動」は、社員の自主活動として、1994年から継続して行われてきた地域社会への貢献活動です。今ではすっかり定着し、2ヶ月に一回の頻度で、朝の通勤時間を活用して運動を進めています。
「捨てちゃダメ運動」を開始した当時の初心を忘れずに、今後も継続して活動を続けます。

地域コミュニケーション:昭島市環境配慮事業者ネットワークへの参画

2005年4月に16事業者からスタートした「昭島市環境配慮事業者ネットワーク」活動も、2021年4月現在、36社が加入する大きな任意団体となりました。当社も設立当初からこの活動に幹事事業者として関わってきています。
組織体制を大きく見直した2009年度から2010年度は会長事業者として、そして2011年度から2012年度は副会長事業者として、2020年度からは幹事として活動し、会員の皆様と協働で環境配慮活動を進めてきました。
地道な活動ではありますが、今後も「地域社会から環境配慮活動を推進する」との設立趣旨に基づいた、確実な活動を進めて参ります。