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第49回 NMRユーザーズミーティング (東京)

公開日: 2023/05/11

更新日: 2023/12/28

本年のNMRユーザーズミーティングは、会場での開催を予定しております。 オンラインでの配信はございません。
例年同様、外部講演の先生方を含め、さまざまな分野を網羅した新技術や実践的技術などの役立つ情報をご提供いたします。
また、会場では日本電子の各種製品のご紹介コーナーとソフトウェアのファンクションデモコーナー、ならびに協賛企業の製品紹介コーナーを設置します。
講演終了後には懇親会を予定しておりますので、情報交換の場として有意義にご歓談いただければ幸いです。
当ユーザーズミーティングは弊社装置をお使いの方に限らず、他社装置をお使いの方、装置にご興味がある方、どなたでもご参加できる無料のセミナーです。 
ご多忙の折とは存じますが、皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。 

ご連絡

  • 新型コロナウイルス感染症予防対策といたしまして、今後の状況次第では開催方法に変更等が発生する場合がございます。あらかじめご了承ください。
  • ご来場の際、受付でお名刺を2枚頂戴いたします。お手数ですが事前にご用意をお願いいたします。
  • 開催終了後、配布資料のダウンロードおよび、ホームページに発表動画の掲載は行いません。
  • 同業他社様、代理店様のご登録はお断りする場合がございますので、ご了承ください。

開催日

2023年12月8日 (金)

会場

浅草橋ヒューリックホール
〒111-0053 東京都台東区浅草橋1-22-16 ヒューリック浅草橋ビル 2階
地図はこちら

アクセス

  • JR総武線「浅草橋駅 (西口)」より徒歩1分

  • 都営浅草線「浅草橋駅 (A3出口)」より徒歩2分

 

※1階のオフィスエントランスからは来場いただけません。外階段、又は外エレベーターから2階へご来場をお願いします。

参加費

無料

プログラム

時間 題名
要旨
講演者
9:40~10:10 受付
10:10~10:20 開会の挨拶
10:20~11:00 1次元NMRによる低分子リガンドのスクリーニング法
2014年弊社ユーザーズミーティングで、"1次元NMRによるタンパク質-リガンド相互作用の観測 ~導入編~"と題し、STDなどのスクリーニング法を扱いました。そこから9年の月日が経ち、本年の発表ではおさらいも兼ねて再び同様のテーマを扱うこととしました。基本的な測定方法は変わらないため以前の内容と被る部分も多いですが、いくつか新しい内容を交えて紹介します。
日本電子株式会社
NM事業ユニット
NMアプリケーション部
藤村 遥
11:00~11:30 電子スピン共鳴法を利用した疾患メカニズム解析
~ 抗炎症薬ケトプロフェンによる光過敏症について ~

スーパーオキシドラジカルやヒドロキシラジカル、脂質ラジカルなどによるラジカル反応が様々な疾患に関与しており、これらの疾患のメカニズム解析に電子スピン共鳴(ESR)を用いたスピントラップ法やスピンプローブ法が利用されています。本講演ではこれらの手法を概説するとともに、非ステロイド性抗炎症剤であるケトプロフェンが引き起こす光過敏症メカニズム解析に利用した例を紹介します。
崇城大学 薬学部
岡崎 祥子 様
11:30~12:00 実践JASONソフトウェア
~ Ask Not What NMR Can Do for You, Ask What You Want to Achieve with NMR ~

NMR装置の自動化により、溶液NMRおよび固体NMRを含めて一般的なNMR測定は、特段のNMRに関する知識なしに測定できるようになりました。一方、得られたNMRから欲しい情報を引き出したり、欲しい情報を得るために必要な測定や実験を考えたりすることは、依然としてNMRに関する知識が要求される場合があります。JASON (JEOL Analytical Software Network) NMRソフトウェアは、NMRデータの分析をサポートします。本講演では、ソフトウェア援用によるNMRデータから欲しい情報を引き出す例を紹介します。
日本電子株式会社
科学・計測機器営業本部
小松 功典
12:00~13:10 昼食 / 休憩 + 協賛企業からのご案内 + ポスター展示
13:10~13:30 東北大学に導入した多機能・高性能NMRの紹介と測定例
2023年7月に東北大学大学院理学研究科に導入した多機能・高性能NMR(JNM-ECZL800G、JNM-ECZL700G)について、その主な仕様と特徴、動作性能を紹介します。
そして、これらの装置によって得られた研究成果、特に東北大学独自のナノカーボン材料の測定例について紹介します。
国立大学法人 東北大学
大学院理学研究科
權 垠相 様
13:30~14:10 半整数四極子核のNMR
~ 基本的な原理から実際の測定まで ~

NMRで観測可能な核の3/4程度が半整数の四極子核であり、様々な研究領域において重要です。しかしながら広幅な信号、低い感度により測定は困難を極めます。これまで半整数の四極子核を高感度、高分解能で測定するために様々な方法が開発されてきました。本講演では四極子核NMRの基本的な知識から始めてDFS, RAPT, CPMG, MQMASといった具体的な手法まで説明します。
日本電子株式会社
NM事業ユニット
NMアプリケーション部
魚返 祐太朗
14:10~14:50 有機合成化学と計算化学を活用した中員環・大環状化合物の迅速な構造決定
NMRは天然物の構造決定における花形であり、ビシナル結合定数やNOE実験により立体化学を決定できます。一方で中員環や大環状化合物では置換様式により安定配座が異なるため立体配座の予測が困難です。さらに二面角によるビシナル結合の消失や、試料が微量であるといった要因が重なり、立体化学の決定に至らないこともあります。本講演では計算化学に基づくNMR予測と有機合成化学とを組み合わせて中・大環状化合物の構造を迅速に決定した例について紹介します。
東京農業大学 生命科学部
勝田 亮 様
14:50~15:20 新技術発表
本発表では極低温プローブと固体プローブの新製品情報、そして最新バージョンのNMRソフトウェアをご紹介いたします。
またNMR用超伝導マグネットからの液体ヘリウムおよび液体窒素の蒸発を大幅に抑制することのできる冷媒蒸発抑制装置についてもご紹介いたします。
日本電子株式会社
NM事業ユニット
NM開発部
15:20~16:00 休憩 + ポスター展示
16:00~16:50 高感度高分解能NMR実験法の開発
~ 生体分子構造解析への応用 ~

NMR分光法の分子構造解析能力は、その実験法の進歩とともに向上してきました。NMR実験法の現在までの発展の歴史を振り返りながら、ラジオ波多重パルス・デカップリング法、安定同位体標識と組み合わせた固体NMR生体分子構造解析法、さらにサブミリ波照射と極低温マジック角回転を用いる超高感度NMR実験法DNPについて、その原理と開発について述べます。
国立大学法人 大阪大学
蛋白質研究所
藤原 敏道 様
16:50~17:00 閉会の挨拶
17:00~18:00 懇親会

※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。

消耗品ご優待販売キャンペーン

本セミナーにご参加されたお客様向けに、売れ筋の消耗品を10%オフでご提供いたします。
キャンペーン期間:2023年12月11日(月)~2024年1月12日(金)

関連セミナー

お申し込み方法

お申し込みは締め切りました。ご質問などございましたら事務局までお問い合わせください。

お問い合わせ

日本電子株式会社
ユーザーズミーティング事務局
E-mail: jeolum[at]jeol.co.jp

  • [at]は@に、ご変更ください。
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