NMR/MS ユーザーズミーティング ~ 九州編 ~
公開日: 2024/05/28
本年は福岡にてNMR/MS ユーザーズミーティング ~九州編~ の開催を予定しております。
東京/大阪会場同様に外部講演の先生方を含め、NMR/MSの技術情報や実践的技術などの役立つ情報をご提供いたします。
また、会場ではポスターの展示をあわせて予定しております。
講演終了後には懇親会を予定しておりますので、情報交換の場として有意義にご歓談いただければ幸いです。
当ユーザーズミーティングは弊社装置をお使いの方に限らず、他社装置をお使いの方、装置にご興味がある方、どなたでもご参加できる無料のセミナーです。
ご多忙の折とは存じますが、皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
ご連絡
- ご来場の際、受付で名刺を2枚頂戴いたします。お手数ですが、事前にご用意をお願いいたします。
- 同業他社様、代理店様の方々のご登録はお断りする場合がございますので、ご了承ください。
- 開催終了後、配布資料のダウンロードおよび、ホームページに発表動画の掲載は行いません。
- [at]は@に、ご変更ください。
開催日
2025年1月17日 (金)
会場
福岡トヨタホールスカラエスパシオ
〒810-0004 福岡市中央区渡辺通4-8-28 F・TビルB2
地図はこちら
参加費
無料
プログラム
時間 | 題名 要旨 |
講演者 |
---|---|---|
12:30~13:00 | 受付 | |
13:00~13:10 | 開会の挨拶 | |
13:10~13:40 | 19F NMRの特徴とフッ素含有化合物の測定手法の紹介
医薬品、材料開発の分野などではフッ素含有化合物はよく使われております。そういった試料を詳細に解析するためには、1H, 13Cだけでなく19F NMRの情報が重要になります。19Fは1Hと同様に高感度な測定対象核ですが、19F NMRならではの特徴や測定上の注意点が存在しますのでそれらについて説明させていただき、それに合わせた19F関連の測定法を紹介しようと思いますので、皆様の日頃のお仕事にご活用いただければと考えております。 |
日本電子株式会社 NM事業ユニット NMアプリケーション部 吉田 恵一 |
13:40~14:10 | 最新のGC-MS定性解析ソフトウェアの紹介:msFineAnalysis AI 及び iQ Ver.2
昨年リリースしたGC-TOFMS:JMS-T2000GC専用解析ソフトウェアmsFineAnalysis AI は、未知物質の自動構造解析をAI技術で実現しました。この度AI技術を進化させて、より精度・確度高い構造解析結果を提供するVer.2をリリースします。Ver.2では特定化合物、異性体などの目的化合物を迅速に探索するターゲット分析機能も搭載します。更に、GC-QMS:JMS-Q1600GC専用解析ソフトウェアmsFineAnalysis iQもVer.2に進化し、同じくターゲット分析機能を搭載します。2つの最新GC-MS定性解析ソフトウェアについてご紹介します。 |
日本電子株式会社 MS事業ユニット MSアプリケーション部 生方 正章 |
14:10~14:40 | 休憩 + ポスター展示 | |
14:40~15:00 | NMR 新技術発表
本発表では新開発の溶液、固体プローブの製品情報並びにソフトウエアアップデート情報をご紹介いたします。 その他マグネットなどに関する新製品についても紹介する予定です。 |
日本電子株式会社 NM事業ユニット NM開発部 |
15:00~15:30 | 固体NMRの基礎 基本的な測定から多核NMRまで
固体NMRでは試料を溶媒に溶かすことなくそのままの状態で測定することが可能であり、材料分野等において極めて重要な分析手法となっています。 本講演では溶液NMRと固体NMRの違いについて説明します。 また、実際のCPMAS、DDMASといった基本的な一次元測定やHETCOR法と呼ばれる二次元測定、さらにMQMASなどの多核NMRについても実際の測定データを示しながら説明します。 |
日本電子株式会社 NM事業ユニット NMアプリケーション部 魚返 祐太朗 |
15:30~16:00 | 最新型"SpiralTOF™-plus 3.0"の特長と合成高分子およびマスイメージング解析事例
高分解能MALDI-TOFMS “SpiralTOF-plus3.0”の特徴と最新事例をご紹介します。最新事例紹介では、ご要望の多い多元系共重合ポリマーや分子量1万以上の合成高分子の高分解能解析事例をご紹介します。また近年普及が進んでいるマスイメージングにおける機械学習モデルを用いた画質改善機能“FINE-AI Filter”の応用事例も紹介します。 |
日本電子株式会社 SI販促部 MSグループ 佐藤 貴弥 |
16:00~16:50 | 連結部編集型擬糖鎖:コンセプトと機能
私達の研究グループでは、糖鎖アナログ(擬糖鎖)の開発に取り組んでいる。我々の擬糖鎖の定義は、天然型糖鎖構造をある程度維持しながらわずかに構造を修飾した分子としている。糖鎖の生物活性発現機構を分子レベルで理解することは難しい課題の一つであり、糖鎖アナログの設計指針もあまり存在しない。糖鎖が持つ特徴を最大限活かしつつ、それにわずかな摂動を与えることで、特徴的な生物活性を引き出すことができれば、糖鎖創薬研究が展開できると期待している。 このユーザーズミーティングでは、糖鎖の連結部をわずかに変換した「連結部編集型擬糖鎖」の開発コンセプトとその機能について紹介する。最近私達は、連結部の微妙な違いによって生物活性が劇的な変化することを見出している。この要因を糖鎖の配座分布の違いと考えている。有機合成と生物活性評価に加え、NMRとMD計算による配座分布解析の進捗状況を解説したい。 |
国立大学法人九州大学 大学院薬学研究院 平井 剛 様 |
16:50~17:00 | 閉会の挨拶 | |
17:00~18:00 | 懇親会 |
※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。
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日本電子株式会社
ユーザーズミーティング事務局
E-mail: jeolum[at]jeol.co.jp
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