新中期経営計画「Evolving Growth 2.0 -A New Horizon-」(2025年度-2029年度)
基本的な考え方
1. 長期ビジョン『ビジョン2035』の策定
「最先端テクノロジーに挑戦するお客様とイノベーションを共創する、グローバルリーダー*になる」を 長期ビジョンとして掲げ、半導体、ライフサイエンス分野を重点領域として設定。
2. 『YOKOGUSHI 2.0』の設定
「YOKOGUSHI」を「YOKOGUSHI 2.0」に進化させ、3軸(①機器/機能、②アプリケーション/サービス、③共創)の革新・拡張を通じて、高い付加価値創出による分野別ソリューションを強化。
3. 収益性の向上への取り組み
持続的な成長に向け、資本効率を重視した経営を促進し、コア事業の「稼ぐ力」を磨くとともに、 共創 強い事業基盤の構築を進める。
4. 投資・株主還元への取り組み
戦略的な投資による成長機会の追求と株主への還元を通じて、収益性の改善と株主満足度の向上を実現する。
5. "人・組織・社会"に力点をおいた持続可能な成長に向けた社会的責任の取り組み
顧客満足度や従業員エンゲージメントの向上を図り、 ガバナンスの強化やゼロカーボンアクションの推進を通じて、持続可能な成長を目指す。
ビジョン 2035
*半導体、ライフサイエンス等重点市場での、シェアトップクラスを目指すことを意味する
Evolving Growth 2.0 -A New Horizon-
全体像
YOKOGUSHI 2.0 3軸での革新・拡張による付加価値の創出
当社グループは、2013 年より掲げてきた『YOKOGUSHI』を、「Evolving Growth 2.0 -A New Horizon-」において、『YOKOGUSHI 2.0』に進化させ、3 軸での革新・拡張による付加価値の創出による分野別ソリューション提供の基盤強化に取り組んでまいります。
中期経営計画の目標
持続的な成長に向け、資本効率を重視した経営とコア事業の「稼ぐ力」をさらに強化してまいります。
また、資本効率向上の取組みとして、ROE・ROICの目標を設定してPDCAサイクルでフォローアップしてまいります。
本中計での重点領域(半導体・ライフサイエンス)
市場成長が見込まれ、当社の高い技術力が必要な半導体とライフサイエンスを重点領域とします。
半導体
半導体
YOKOGUSHI 2.0の3軸に基づく戦略
以下により、お客様の想像を超えるソリューションを提供し、10年後には当分野のグローバルリーダーを目指します。
①当社の機器/機能の連結
②アプリケーションの進化・サービスの強化
③顧客や他社との共創
ライフサイエンス
ライフサイエンス
YOKOGUSHI 2.0の3軸に基づく戦略
以下により、原子・分子レベルでの分析を可能にする機器・サービスを提供し、10年後にはグローバルリーダー目指します。
①機器開発と改良
②アプリ提供・データ処理法開発
③研究機関・科学者との共創
地域戦略
主要国・地域において、欧州HD会社の設置・ソリューションセンターの設置・サポート体制の強化などを行い、海外市場における更なる成長を実現します。
"人・組織・社会"に力点をおいた持続可能な成長に向けた社会的責任の取り組み
人財
役割の再定義
新中計の実現には、我々一人ひとりが自らの役割を再定義し、大きく進化することが求められます。
研究者の育成
世界最高の技術に挑戦し、未来を切り拓く新たな価値を創造する優秀な技術者の育成を継続します。