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経営理念

日本電子は「創造と開発」を基本とし常に世界最高の技術に挑戦し
製品を通じて科学の進歩と社会の発展に貢献します

世界では持続可能な社会の実現の機運が高まり、AIをはじめとした技術革新がますます進展する一方で、VUCA(Volatility, Uncertainty, Complexity, Ambiguity)の時代と言われるように、情勢は目まぐるしく変転し、乱気流が常態化する複雑で予測困難な局面を迎えています。そのなかでJEOLグループの使命は、電子ビーム等のニッチなテクノロジーを軸に世界最高の技術に挑戦し、そしてそれを活用し、最先端領域の成長市場において機器の提供にとどまらず、お客様と共に社会課題の解決を実現することです。

2025年度よりスタートする新中期経営計画「Evolving Growth 2.0 -A New Horizon-」は2029年度を達成目標年度とし、従来取り組んでいる「YOKOGUSHI」戦略を深化させ、「YOKOGUSHI 2.0」として分野別のソリューション提供の基盤を更に強化します。特に高い市場成長性が見込まれ、かつJEOLグループの持つニッチなテクノロジーが活用できる半導体・ライフサイエンスの分野を重点領域に設定し、この分野での成長を実現します。そして、製品ごとにマーケットへアプローチする方法を変え、マーケットが必要とする課題解決型のソリューションを創出し、最先端テクノロジーに挑戦するお客様の想像を超えるイノベーションを提供できるグローバルリーダーになることを目指します。

JEOLグループは更なる成長を目指せる「伸びしろ」がたくさんある会社です。その成長を確かなものにするためには、新しい視野(New Horizon)に立って変革し、成長(Evolving Growth)することが必要です。世界の科学技術を支えてきたJEOLグループが、独自のコア技術と市場ニーズを結合させ、これからも社会に役立つ会社として持続的に成長できるよう、「Evolving Growth 2.0 -A New Horizon-」で策定した戦略の実現と数値目標の達成を目指します。

2025年6月