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二重 / 三重共鳴自動切換型高感度冷却プローブ「SuperCOOL MARVEL HFX Duo」を販売開始

公開日: 2026/09/02

日本電子株式会社 (代表取締役社長兼CEO大井 泉) は、核磁気共鳴装置(NMR)の二重 / 三重共鳴自動切換型高感度冷却プローブ「SuperCOOL MARVEL HFX Duo」を202692日に発表しました。販売開始は20269月の予定です。

フッ素分析の可能性を広げる、高感度HFXクライオプローブ

SuperCOOL MARVEL HFX Duoは、2024年に販売開始された高感度冷却プローブであるSuperCOOL MARVELと、2017年に販売開始した二重 / 三重共鳴自動切換型溶液プローブであるROYALプローブTM HFXの両方の特徴を併せ持つプローブです。

SuperCOOL MARVELの電気回路をベースに、Idlerコイルを搭載することで、高感度な二重 / 三重共鳴測定の自動切換が可能となります。

一般的な二重共鳴測定に加えて、Multi Frequency Drive SystemMFDS)を利用した13C観測 / 1H19Fダブルデカップリングなどの三重共鳴測定や、Time-shareデカップリングを利用した1H観測 / 19Fデカップリング、19F観測 / 1Hデカップリングの二重共鳴測定、19F観測 / 1H13Cダブルデカップリングの三重共鳴測定が可能です。フッ素含有化合物の高感度測定に欠かせないプローブです。

1SuperCOOL MARVEL HFX Duoの測定核種と共鳴モード

主な特長

1) 2ch分光計で、1H/19F/Xの高感度三重共鳴測定が可能

本製品は、IdlerコイルとMFDSやTime-shareデカップリングの組合せで、2ch分光計で、1H/19F/Xの高感度三重共鳴測定に対応可能です。室温型のROYALプローブTM HFXの感度と比べて、2.6倍以上の感度向上(600 MHz, 13C測定において)に成功しました。1H/19F/Xの高感度三重共鳴測定だけでなく、拡散測定・温度可変測定にも対応しています。

2:Fluticasone propionate 1次元13C NMRスペクトル

2) 開放型冷却システム

本製品は、開放型冷却システムを採用し、液体窒素を利用して、プローブコイルやプリアンプを冷却しています。開放型冷却システムは、測定中の液体窒素の補充が可能で、冷媒補充による測定中断なく、シームレスな長時間測定が可能です。また、液体ヘリウム温度への冷却が必要なモデルに比べて、イニシャルコスト・ランニングコストともに安価に抑えることが可能で、高いコストパフォーマンスを期待できるシステムです。

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