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AccuTOF™ GC シリーズ 石油化学アプリケーションノートブック

2026年2月版

石油・石油化学分析向けGC/TOFMSアプリケーションを100ページ超掲載

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概要

本冊子「AccuTOF™ GC シリーズ 石油化学 アプリケーションノートブック」は、原油・石油製品・石油化学関連試料の解析において、ガスクロマトグラフ飛行時間質量分析計 (GC TOFMS) を活用した実践的なアプリケーション例を体系的にまとめたノート集です。複雑な炭化水素混合物の評価から、微量不純物・添加剤・含硫黄化合物の検出、さらにはGC×GCを用いた高分離分析まで、研究開発・品質管理・トラブル解析の現場で役立つ知見を幅広く収載しています。
石油系試料の解析では、目的に応じて「迅速スクリーニング」と「詳細同定」の両立が重要になります。本書では、ブランクチューブ導入/FIによる1分程度の迅速測定と、KMD解析による炭素数・DBE (不飽和度) に基づく特性評価、さらにGC EI/FIの併用による構造確認など、スピードと確度を両立するワークフローを紹介します。加えて、FD (電界脱離) を含む複数イオン化法の切替によって、低沸点~高沸点成分までを多角的に捉えるアプローチも掲載しています。
また、成分数が多く一次元GC MSでは見落としやすい試料に対しては、GC×GC (包括的2次元GC)/MSと高分解能TOFMSの組み合わせが有効です。本書では、msFineAnalysis AI Ver.3によるGC×GCデータ解析 (軽油・熱分解オイルなど) をはじめ、EI/PI併用によるバイオマーカー分析、CI/FI/PIなどソフトイオン化法を用いたベースオイル解析、EI/FI/FD共用イオン源を活用した測定例を通じて、複雑系試料の「見える化」と高信頼な定性を支援する具体的な手順を示します。 
さらに、石油試料の評価で重要となるタイプ分析 (GC/FI、ブランクチューブ/FI、FD) についても、ガードカラム (不活性化溶融シリカチューブ) を用いた迅速分析や、ワックス・潤滑油・原油のタイプ分析例などを収載し、平均分子量や系列分布、成分比の変化を把握するための実践的な指針をまとめています。加えて、msFineAnalysis AI / msRepeatFinder など解析ソフトウェア、JMS T2000GC AccuTOF™ GC Alpha の各種イオン源や窒素キャリアガスでの感度検証といったハードウェア・ソフトウェア情報も併せて掲載しています。

こんな方におすすめ

  • 原油・軽油・ベースオイル・灯油などの石油製品や重質油の分析に携わる研究者・技術者
  • 複雑な炭化水素混合物を EI / FI / FD や GC×GC-TOFMS で詳細解析したい分析担当者
  • KMDプロットやグループタイプ分析で重質留分・高沸点成分を評価する必要がある方
  • 添加剤・劣化生成物・硫黄/窒素化合物・熱分解油の成分を高分解能で同定したい化学者
  • ノンターゲット分析や高精度 GC/TOFMS を用いた微量成分解析が必要なラボ・分析部門

目次

複数のサンプル導入技法の組み合わせ P1〜

  • JMS-T2000GCのブランクチューブ-FI法とGC-EI/FI法を組み合わせた熱分解オイルの迅速分析 (MSTips No. 468)
  • JMS-T2000GCのGC-EI/FI法、ブランクチューブ-FI法、FD法を用いた原油の多角的な分析 (MSTips No. 452)

GC/MS P9〜

  • msFineAnalysis AIを用いた触媒反応生成物の定性分析 ー 廃棄ポリスチレンのアップサイクリング ー (MSTips No. 456)
  • GC/FI-TOFMSによる石油製品の定性分析Ⅰ -EI法とFI法における質量スペクトルの比較- (MSTips No. 062)
  • GC/FI-TOFMSによる石油製品の定性分析Ⅱ -灯油成分の精密質量測定- (MSTips No. 063)
  • GC/FI-TOFMSによる石油製品の定性分析Ⅲ -軽油成分の精密質量測定- (MSTips No. 064)
  • GC/FI-TOFMSによる石油製品の定性分析Ⅳ -石油精製ナフサ成分の精密質量測定-(MSTips No. 065)
  • GC/FI-TOFMSによる潤滑油の精密質量測定 (MSTips No. 058)

GCxGC (包括的2次元GC)/MS P23〜

  • msFineAnalysis AI Ver. 3によるGCxGCデータ解析 ①軽油の分析 (MSTips No. 509)
  • msFineAnalysis AI Ver. 3によるGCxGCデータ解析 ③熱分解オイルの分析 (MSTips No. 511)
  • 電子イオン化(EI)と光イオン化(PI)を併用したGC×GC-HRTOFMSによる石油試料中のバイオマーカーの分析 (生方 正章, 上田 祥久, 日本電子 (株), 日本電子news, 50, 42 - 46, 2019)
  • ソフトイオン化法 (CI, FI, PI)を用いたベースオイルのGCxGC-TOFMS分析 (MSTips No. 285)
  • EI/FI/FD共用イオン源を用いた石油試料のGCxGC/EI、GCxGC/FI測定 (MSTips No. 225)
  • GCxGC/FI-HRTOMSを用いた石油試料のタイプ分析 –個別詳細法- (MSTips No. 222)
  • GC×GC-HRTOFMS (FI)を用いた軽油分析例-2種類のカラムセットを用いて- (MSTips No. 154)

タイプ分析 (GC/FI, Blank Tube/FI, FD) P47〜

  • 不活性化溶融シリカチューブ (ガードカラム) を用いた迅速分析例① (MSTips No. 111)
  • 不活性化溶融シリカチューブ (ガードカラム) を用いた迅速分析例② (MSTips No. 112)
  • マイクロクリスタリンワックス (石油ワックス) のタイプ分析 (MSTips No. 100)
  • タイプ分析によるオイル劣化に伴う成分比変化の検証 (MSTips No. 098)
  • GC/FI-TOFMSによる原油のタイプ分析Ⅰ -タイプ分析による平均分子量の算出- (MSTips No. 071)
  • GC/FI-TOFMSによる原油のタイプ分析Ⅱ -タイプ分析結果の再現性-(MSTips No. 072)

直接試料導入 (直接試料導入プローブ・FD) P59〜

  • JMS-T2000GC AccuTOF™ GC-Alphaを用いたFD法による潤滑油中の添加剤分析 (MSTips No. 356)

ハードウェア・ソフトウェア紹介 P61〜

  • AI (人工知能) を用いた構造解析機能を搭載したJMS-T2000GC専用解析ソフトウェアmsFineAnalysis AI (久保 歩, 日本電子news, 55, 34 - 42, 2023)
  • マルチイオン化-未知物質解析システム 新型ガスクロマトグラフ/高分解能飛行時間質量分析計JMS-T2000GC "AccuTOF™ GC-Alpha" (生方 正章, 日本電子news, 53, 53 - 58, 2021)
  • 電子イオン化法及びソフトイオン化法を搭載した高質量分解能GC-TOFMSによる測定結果の統合解析手法の開発 (生方 正章, 上田 祥久, 日本電子 (株), 日本電子news, 51, 51 - 57, 2019)
  • 新型FIエミッターにおけるGC/FI測定の感度向上について (MSTips No. 476)
  • 未知物質構造解析ソフトウェア msFineAnalysis AIにおけるAI構造解析機能の紹介 (MSTips No. 388)
  • JMS-T2000GC AccuTOF™ GC-Alpha 窒素キャリアガスにおける感度確認①-EI/PIイオン源 (MSTips No. 374)
  • JMS-T2000GC AccuTOF™ GC-Alpha 窒素キャリアガスにおける感度確認②-EI/FIイオン源 (MSTips No. 375)
  • JMS-T2000GC AccuTOF™ GC-Alpha 窒素キャリアガスにおける感度確認③-CIイオン源 (MSTips No. 376)
  • JMS-T2000GC高質量分解能がもたらす解析結果への効果 -msRepeatFinderを用いたKMD Plot比較- (MSTips No. 332)
  • JMS-T2000GC高質量精度がもたらす解析結果への効果 -msFineAnalysis統合解析結果の絞り込み効果- (MSTips No. 331)

お問い合わせ

本アプリケーショノートブックに関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。

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