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最新型卓上SEM JCM-7000Plus NeoScope™の進化【JASIS 2026出展レポート_Part1】

日本電子は、2026年9月2日から4日まで、幕張メッセで開催された「JASIS 2026」に出展しました。本年は、市場導入したばかりの注目新製品を多数取りそろえ、電子顕微鏡、質量分析計、核磁気共鳴装置をはじめとする幅広い製品・ソリューションをご紹介しました。

本レポートでは、会場で注目を集めた製品をピックアップしてご紹介します。ご来場いただいた方も、当日会場にお越しになれなかった方も、展示内容の振り返りとしてぜひご覧ください。

スペックだけでは伝わらない。「JCM-7000Plus」の進化

2026年9月1日に発売された、最新型の卓上走査電子顕微鏡「JCM-7000Plus」。従来のJCM-7000の使いやすさと性能を受け継ぎながら、ハードウェアとソフトウェアの両面をアップデートした新モデルです。

前身となるJCM-7000は、工場の製造現場から研究所、大学、さらには中学校・高校などの教育現場まで、幅広い場所で使われています。

JASIS 2026の日本電子ブースに展示された「JCM-7000Plus」と茅根

「本当にさまざまなお客様に使っていただいています。日本電子から出荷される製品の中でも台数が多く、お客様にとって日本電子との最初の接点にもなり得る。ある意味、"日本電子の顔"になる装置だと思っています」日本電子の茅根は、JCM-7000シリーズをこう説明します。

「待っていた」という声も。20 kV対応で観察の幅を広げる

JCM-7000PlusによるアスベストのSEM像

ハードウェア面での大きな変更点の一つが、加速電圧20 kVへの対応です。
「JASIS 2026の会場でも、20 kVへの対応には『待っていました』という声をいただきました」(同)
従来のJCM-7000では5、10、15 kVの3段階だった加速電圧に20 kVが加わり、分解能も向上。より高倍率での観察にも対応できるようになりました。
20 kV対応の背景には、こうしたお客様のニーズに加え、海外市場を見据えた狙いもあります。

「海外では、実機を比較する前にカタログスペックで装置を選定するケースもあります。まず比較の土俵に上がり、そのうえでJCM-7000シリーズの強みを知ってもらいたい。そのためにもスペックの向上は重要でした」(同)

さらに、反射電子検出系の改良などにより、低真空観察時の画質も向上。昨年まで営業としてJCM-7000をお客様に提案してきた茅根は、この進化にも注目しています。

JCM-7000Plusについて来場者に説明する茅根

「JCM-7000は、高真空で得られる像のきれいさを一つの強みとしてご紹介してきました。あわせて、実際の商談では、試料によって低真空での観察をご提案するケースもあります。今回、低真空時の画質がさらに向上したことで、そうしたお客様にも、より良い提案ができるようになったと感じています」(同)

会場でも目を引いた「Live Particle」

新機能「Live Particle」のデモ画面

ソフトウェア面では、JCM-7000で好評だった3つのLive機能(Live Analysis/Live Map/Live 3D)に、リアルタイムで粒子解析を行う「Live Particle」が新たに加わり、標準搭載されました。

「JASISの会場でも、モニターの動きを見て、『これは何ですか?』と興味を持っていただくことが多かったですね。Live Particleをきっかけに、JCM-7000Plusを見ていただく場面もありました」(同)

粒子解析というと、用途が限られるようにも思えます。しかし茅根は、より日常的なSEM観察でも活用できると話します。

「観察していると、『この粒子は何個あるのだろう』『どのくらいの大きさなのだろう』と知りたくなることがあります。これまで目で数えていたような作業を、リアルタイムでサポートしてくれる。特定の用途だけではなく、日常のSEM観察の中でも使っていただける機能だと思っています」(同)

また、自動化機能である「NeoAction」もさらに進化。上位モデルに搭載されている機能をJCM-7000Plusにも取り入れ、日々の観察・分析業務をさらにサポートします。

スペックだけでは伝わらない「使いやすさ」を見てほしい

JCM-7000Plusの実機デモの様子

一方、茅根が実機でぜひ見てほしいと話すのは、こうしたスペックや機能だけではありません。

「実際に装置を見ていただいたら、GUIの使いやすさや、観察だけでなく分析もリアルタイムで進んでいくLive機能など、実際の操作感をぜひ体感してほしいですね」(同)

SEM本体とEDSの双方を自社で手掛ける日本電子。高い性能を、誰もが使いやすいかたちで届けることも、JCM-7000シリーズが大切にしてきたことです。

「性能と使いやすさ、その両方でお客様の期待に応えられる製品になったと思っています」(同)

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日本電子株式会社

日本電子株式会社

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