JSM-IT300HRはJEOL InTouchScope™シリーズのニューモデルです。
新開発の高輝度電子銃とレンズ系を搭載したことにより、驚きの高画質観察と高感度・高空間分解能を実現しました。
InTouchScope™シリーズで好評の快適な操作性はそのままに、優れたパフォーマンスを発揮する最新鋭の走査電子顕微鏡です。
特長
驚きのパフォーマンス
動画紹介
◆上のボックス内の再生ボタンをクリックするとムービーが始まります(約4分)
◆ 走査電子顕微鏡 JSM-IT300HR InTouchScope™の特徴、機能についてご紹介しています。
快適な操作性 高輝度電子銃搭載により観察から分析まで調整作業が最小限
分析条件(作動距離:10mm 照射電流:1nA)でも10万倍の画像がクリアーに取得できます。
一般的なW-SEM
観察条件では鮮明な10万倍の画像が(左)、分析条件にすると、ぼやけてしまいます(右)。
JSM-IT300HR
JSM-IT300HRは、分析条件でも鮮明な画像が見られます。
観察 低加速電圧や低真空モードの観察が容易
×50,000~×100,000のような高い倍率でも高画質で観察できるため、微細な構造を確認できます。
低加速電圧
- チャージ軽減
- 熱ダメージ軽減
試料:セルロースナノファイバー(CNF) 導電処理なし
加速電圧1 kVでも繊維1本1本の太さが分かる高倍率で観察できます。
加速電圧:1 kV、倍率:×30,000
高真空モード 二次電子像
試料ご提供:
京都大学 生存圏研究所 生物機能材料分野
矢野 浩之 様、阿部 賢太郎 様
低真空モード + 低加速電圧
- チャージ軽減
- ビームダメージ軽減
- 高空間分解能
試料:ブルーライトカットグラス断面(集束イオンビーム加工観察装置JIB-4000:FIBによる断面加工)
低真空機能を利用する事で絶縁物を導電処理せずに観察できます。
加速電圧:3 kV、倍率:×50,000
低真空モード 反射電子組成像
元素分析 ACL(開き角最適化レンズ)搭載によりサブミクロン領域の元素分析が容易
より簡単で迅速なデータ取得
- InTouchScopeシリーズの特長であるタッチパネル機能により、タブレット感覚で直感的な操作が可能です。
- JEOLグループのノウハウを詰め込んだ標準レシピ機能は、様々な分野の観察条件を準備しています。 標準レシピからデータを取得したい試料を選択するだけで、あらゆる試料の観察・分析条件が自動的に設定される便利な機能です。
- ステージナビゲーションシステム(オプション)を組み込むことにより、視野探しがとても簡単に行えます。CCDカメラで撮影したカラー画像上でダブルクリックすると、その位置にステージが高速移動します。 肉眼で観察位置を確認しているような感覚で視野探しが行えます。
関連リンク
ニュースリリース
新型走査電子顕微鏡JSM-IT300HRを販売開始 ―新開発の高輝度電子銃とレンズ系による高性能SEM―
セミナー
2016年12月16日(金) 走査電子顕微鏡JSM-IT300HR プレミアセミナー(西日本ソリューションセンター)