STD
読み | STD |
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カテゴリ | 測定法 |
英語 | STD |
説明 | Saturation Transfer Differenceの略。分子間相互作用を検出するための測定法のひとつ。RF照射によって特定の1Hを飽和させ、非照射のスペクトルと差をとることにより、飽和移動によって信号強度の変化した信号を特定する。一般には、タンパク質とリガンド分子の相互作用を検出する目的で使用され。タンパク質の特定の1Hを飽和させることにより、タンパク質のレセプターに結合したリガンド分子が特定される。実際に検出されるのはフリーのリガンド分子だが、結合状態と平衡にあるために信号強度が変化する。これとは逆に、飽和させる対象をリガンドにすることで、タンパク質のレセプター部位を特定する場合もある。 |