絶対値モード
読み | ぜったいちもーど |
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カテゴリ | 原理 |
英語 | absolute mode |
説明 | 2次元測定におけるデータ取得の方法。2次元測定では、間接観測軸としてインターフェログラムを取得するが、この時にリアルデータ平面(real plane)のみを取得し、イマジナリデータ平面(imaginaly plane)を取得しない測定法を絶対値モードという。絶対値モードで取得されたデータでは、間接軸のイマジナリデータを持たないため、間接観測軸の位相補正をする事は出来ない。このため、スペクトルとしては強度の絶対値をとった結果を表示する。各ピークは吸収波形と分散波形の絶対値を重ねあわせた形状になるため、ピークの裾が著しく広がることになる。しかしながら、イマジナリデータ平面を取得しない分、測定時間が位相検波モードの半分となるため、信号の分離が重要でない場合に多用される。 |