TQ-DioKはダイオキシン・PCB専用定量解析ソフトウェアです。
数多くの異性体が存在するダイオキシン及びPCBの定量分析では、化合物のピーク同定、検量線作成、定量値算出作業などに、膨大な時間と専門的な知識を必要とします。
TQ-DioKは、磁場型MS専用定量分析ソフトウェアとして実績あるDioKをベースとして開発された、卓上型GC-MS専用のダイオキシン・PCB定量分析ソフトウェアです。
TQ-DioKでは環境試料中のダイオキシン分析や、塗膜くず中のPCB分析といった専門的な定量分析作業の大半を自動化しており、解析に要する時間を大幅に短縮しました。
これまでに培った解析ノウハウと、お客様のご要望に沿った機能を多く搭載したTQ-DioKを使えば、誰でも簡単に解析処理をすることが可能です。
特長
定期解析の流れ
専用ソフトウェアだからできる!
TQ-DioK ダイオキシン分析プログラム
TQ-DioKの特長
ピーク検出、ピーク同定、レシオチェック
データを開くと、ピーク検出&ピーク同定が自動で実行!
定量条件に設定した保持時間と測定データの保持時間差は、保持時間予測機能により自動的に補完
ピークの色分けにより、ピークの同定状況とレシオチェック (I/Q比判定) が一目でわかる!
検量線作成 (RRFの算出)
煩雑なRRF値算出も自動処理!
検量線形式での確認も可能
コピー&ペースト
定量結果
各種法規制に対応した形式で自由度の高いフォーマットに出力することが可能
関連リンク
TQ-DioKについて、さらに詳細に知りたい方はこちら
GC-MSアプリケーションノート
選択性が高く夾雑物の影響がより少ないGC/MS/MS法による塗膜くず中PCB分析例
製品情報 (GC-MS)
JMS-TQ4000GC ガスクロマトグラフ ショートコリジョンセル搭載のハイスループットトリプルQMS
関連製品
JMS-Q1600GC UltraQuad™ SQ-Zeta ガスクロマトグラフ四重極質量分析計
「Zeta ゼータ」 第6世代のハイエンドGC-QMSついに登場
日本電子の新世代ガスクロマトグラフ四重極質量分析計 (GC-QMS) システムJMS-Q1600GC UltraQuad™ SQ-Zetaは、長年培ってきたQMS技術を結集させた第6世代のハイエンドGC-QMSです。
環境、水質、農薬分析といった定量分析から、材料、におい分析といった定性分析まで幅広い測定・分析ニーズに対応した究極の高性能・汎用型GC-MSです。
GC-MS : JMS-TQ4000GC UltraQuad™ TQ ガスクロマトグラフ三連四重極質量分析計
高性能GC-QMSと4セクターMS/MSで培った技術と経験を注ぎ込んだ、新しいコンセプトのトリプルQMSです。
シングルモードによるスキャン測定・SIM測定のほか、独自開発のショートコリジョンセル技術による、高速・高感度なSRM測定による微量検出・定量分析に威力を発揮します。