JSX-1000S
エネルギー分散形蛍光X線分析装置 (XRF)
※RoHS対応製品
JSX-1000Sは、タッチパネルを採用した簡単に元素分析ができる蛍光X線分析装置です。
一般的な定性定量分析(FP法・検量線法)や、RoHS元素のスクリーニング機能を備えています。
ハードウェア・ソフトウェア両面の各種オプションにより、さらに幅広い分析が可能です。
特長
蛍光X線分析原理
試料にX線を照射すると、試料に含まれる元素特有のエネルギーを持つX線が発生します。
これを蛍光X線と呼びます。この蛍光X線を半導体検出器で検出し、エネルギー(横軸)から元素の種類をX線の強さ(縦軸)から元素の濃度を算出する分析法です。
幅広い応用分野
ソリューションの提供
ソリューションアプリは、予め登録されたレシピに従い目的の測定分析を自動実行します。ソリューションアプリリストから目的のソリューションアイコンを選択するだけで簡単に分析結果が得られます。多種多様な分野において簡単分析を提供します。
提供中のソリューション
標準構成のソリューション
オプション構成のソリューション
新開発のスマートFP (ファンダメンタルパラメータ) 法
新開発のスマートFP (ファンダメンタルパラメータ) 法により、標準試料を準備することなく、かつ自動的に残成分および厚さの補正を行った高精度な定量結果が得られます。
(残成分補正および厚さ補正機能は、有機物試料のみに対応しています)
| 厚み | 補正 | Cr | Zn | Cd | Pb | 自動バランス |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 0.5mm | No | 0.008 | 0.037 | 0.001 | 0.002 | 99.76 |
| 3.8mm | 0.012 | 0.109 | 0.004 | 0.006 | 99.64 | |
| 0.5mm | Yes | 0.011 | 0.137 | 0.015 | 0.010 | 99.54 |
| 3.8mm | 0.011 | 0.134 | 0.016 | 0.011 | 99.55 | |
| 標準値 | 0.010 | 0.125 | 0.014 | 0.010 | ||
FP法分析結果(mass%)
スマート・アシスト (YOKOGUSHI提案)
JEOL製品に対して、JSX-1000Sは分析のプレチェック、クロスチェック機として最適!!
砂に含まれるZr ED XRF→SEM EDS (YOKOGUSHI提案)
ジルコニウム(Zr)は海浜や河川の砂に含まれています。しかし、全ての砂にZrが含まれているわけではありません。
XRFを用いることで砂粒群にZrが含まれているかを迅速に判別することができます。また、SEM EDSを利用するとZrが存在する砂粒を特定することができます。
XRFとSEM EDSを併用することで、目的元素の所在を絞り込む事ができます。
動画紹介
◆上のボックス内の再生ボタンをクリックするとムービーが始まります(約4分)◆
シンプルオペレーション
試料をセットし、画面をタッチするだけの簡単な操作です。
分析結果表示/スペクトル表示の切り替えもタッチ操作で、タブレットPCやスマートフォンのような感覚で操作できます。(キーボート・マウスによる操作も可能です)。
セット&タッチのシンプルオペレーション
シンプルで直感的な操作性のGUI
高感度&ハイスループット
長年培った当社独自のアルゴリズムによるFP (ファンダメンタルパラメータ) 法により、標準試料を使わず高精度な定性・定量分析が行えます。
新開発・自社製SDD (シリコンドリフト検出器) と新設計の光学系、全エネルギー範囲対応フィルターにより高感度分析が可能です。
試料室排気ユニット (オプション) を装着することにより軽元素の検出感度が向上します。
全エネルギー範囲高感度分析
全エネルギー範囲高感度分析最大9種類のフィルター* と試料室排気ユニットにより全エネルギー範囲で高感度分析が可能になります。
ClとCu, Mo, Sb はオプションです。
微量元素検出例(10ppm以下)
仕様・オプション
| 検出元素範囲 | Mg~U |
|---|---|
| F~U(オプション) | |
| X線発生装置 | 5~50 kV , 1mA |
| ターゲット | Rh |
| 一次フィルタ 最大9種 自動交換 | OPEN, ND, Cr, Pb, Cd (標準) |
| Cl, Cu, Mo, Sb (オプション) | |
| コリメータ 3種 自動交換 | 0.9mm, 2mm, 9mm |
| 検出器 | シリコンドリフト検出器 |
| 試料室サイズ | 300mmφ×80mmH |
| 試料室雰囲気 | 大気 / 真空(オプション) |
| 試料室観察機構 | カラーカメラ |
| 操作用コンピュータ | Windows ® タッチパネル式デスクトップパソコン |
| 分析用ソフトウェア | 定性分析(自動定性、KLMマーカ
サムピーク表示、スペクトル検索) 定量分析(バルクFP法、検量線法) RoHS分析ソリューション(Cd,Pb,Hg,Br,Cr) 簡易分析ソリューション レポート作成ソフトウェア |
| 日常チェック用ソフトウェア | 管球エージング、エネルギーチェック、強度チェック |
Windows は、米国 Microsoft Corporation の、米国およびその他の国における登録商標または商標です。
主なオプション
試料室排気ユニット
多試料自動交換ユニット
フィルターセット
フィルターFP法分析ソフトウェア
薄膜FP法分析ソフトウェア
サムピーク除去ソフトウェア
Niメッキスクリーニングソリューション
Snメッキスクリーニングソリューション
ハロゲンスクリーニングソリューション
関連情報
RoHS指令を始めとする環境規制に関するJEOLの製品・サービス
カタログダウンロード
JSX-1000S エネルギー分散形蛍光X線分析装置 (XRF)
アプリケーション
アプリケーションノート
DART Application: 熱脱離/熱分解DART質量分析および蛍光X線分析によるダクトテープの分析
FP法によるプラスチックに含まれる無機元素の定量定性分析 - 有機物標準試料の測定例 -
FP法による酸化物の定量分析(簡易分析とマニュアル分析)- 合金標準試料の測定例 -
環境分析
蛍光X線分析による大気粉じんの測定:空気清浄器フィルターの測定
食品分析
蛍光X線分析法によるホタテ貝の測定:貝柱部と中腸腺部の重金属元素の比較
工程管理
熱脱離/熱分解DART質量分析および蛍光X線分析によるダクトテープの分析
Niメッキ分析ソフトウェア (RoHS):蛍光X線分析装置JSXシリーズ
Snメッキ分析ソフトウェア (RoHS):蛍光X線分析装置JSXシリーズ
鉱石分野
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スマートFP法で働き方改革!標準試料も検量線も必要としないRoHSスクリーニングのご紹介
XRFは、RoHS指令で規制されている有害元素のスクリーニング機器として定着しています。しかし検量線法では、適切な検量線を用いないと定量結果が真値から外れてしまうことが落とし穴となっています。
弊社のXRF「JSX-1000S」は、試料の材質、密度、厚さの影響を自動解析し補正を行うスマートFP法を搭載しています。これにより、高額な標準試料の購入や検量線作成の心配もなく、誰でも簡単に定量分析を行うことができるようになりました。今回の発表では、検量線を作成するにあたっての注意点についてお話しした後、スマートFP法を活かしたRoHSスクリーニング事例をご紹介します。開催日:2020年7月17日(金)
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